ウィーン交通機関 切符の種類・買い方・乗り方・注意点

ウィーン公共交通機関

ウィーン市内の公共交通機関は、鉄道・トラム・バスがあり、共通の乗車券で乗ることができ、ウィーンの主要な観光地は、この交通機関を利用すればほとんどに行くことができます。

公共交通機関のチケットの種類、買い方、乗り方、注意点など紹介します。

ウィーン公共交通機関 基本情報

ウィーン公共交通機関は鉄道・トラム・バスです。

鉄道(Uバーン・Sバーン)

ウィーン Uバーン

鉄道には、Uバーン(地下鉄)とSバーン(近郊電車)があり、どちらも、地下区間、地上区間があります。

トラム

ウィーン トラム

トラムはたくさんのルートがあり、停留所の間隔が短いので、乗り放題チケットで乗り降り自由にしておくと、ドンドン利用できます。
旧市街地を囲む「リング」と呼ばれる道路をトラムで1周することができます。リング沿いにたくさんの観光地があります。ぐるり1周はできないので、どこかで乗り換えする必要があります。乗り換えなしの観光用リングトラムは、別途料金が必要です。

バス

ウィーン バス

バスルートも便利です。私は、シェーンブルン宮殿の坂を登りたくなくて、グロリエッテへ行くときに利用しました。

シェーンブルン宮殿 グロリエッテに坂道を登らずに行く方法
グロリエッテは丘の上にあるため、坂道を登る必要があります。この坂がなかなかのもので、結構キツイのです。グロリエッテ近くのバス停から行けば、平坦な道を歩いてグロリエッテ行くことができます。グロリエッテからの帰り道にバス停を利用することもできます。

チケットは共通

ウィーン市内の地下鉄・トラム・バスのチケットは共通。

地下鉄からトラムへの乗り換え、バスから地下鉄への乗り換えという場合、1枚のチケットでOKです。

但し、一方向へ進む場合に限ります。1枚のチケットで往復はできません。

 

料金は一律

日本の料金システムと違い、ウィーン市内の料金は一律。

どこからどこまでだからいくらかな?なんて料金表を見る必要はありません。

 

チケットは刻印が必要

打刻したチケットだけが有効になります。

購入したチケットは刻印して初めてチケットとして有効になるので、検札があった場合、チケットを持っていても刻印がないとアウトです。

旅行者だから、システムがわかっていなかったからと言っても許してくれません。
問答無用で罰金が取られます。ウィーンの罰金は105ユーロと高額です。

旅行が嫌な思い出にならないように、打刻を忘れないように注意しましょう。

 

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チケットの種類

ウィーンのチケットは、1回のみ利用できる1回券から24/48/72時間乗り放題、1週間、1ヶ月といろいろあります。

1回券(1 trip at the full price) 2.40ユーロ
時間制限はなく、一方向なら乗り換えも可能。

子供料金(1 trip at the discounted price) 1.20ユーロ
子供(6~15歳)割引は身分証明書が必要。

24時間チケット(24 Hour Tickets Vienna)8ユーロ
最初の刻印から24時間有効

48時間チケット(48 Hour Tickets Vienna) 14.10ユーロ
最初の刻印から48時間有効

72時間チケット(72 Hour Tickets Vienna) 17.10ユーロ
最初の刻印から72時間有効

8日間回数券(8-day Climate ticket)40.80ユーロ
5:00~翌1:00まで有効チケットの8枚綴り。
使用日は連続した8日である必要はない。
複数人で利用することが可能で、その場合には人数分打刻してください。

1週間チケット(Weekly Ticket) 17.10ユーロ
月曜日0:00~翌週月曜日9:00まで有効。

1ヶ月チケット(Monthly Ticket) 51ユーロ
1日0:00~翌月2日24:00まで有効。

6歳以下の子供は無料

 

24/48/72時間チケットは、打刻から24/48/72時間有効ですが、1週間、1ヶ月チケットは、いつから利用を始めても有効期限は変わらないので、注意してください。

 

チケットの購入方法

チケットは自動券売機、チケットカウンター、タバコ屋で購入することができます。

  • Uバーン・Sバーン各駅の自動券売機
  • 主要ターミナルにあるチケットカウンター
    ・ウィーンミッテ駅
    ・ウィーン中央駅
    ・シュテファンズプラッツ駅
    ・カールスプラッツ駅 など
  • ウィーン市内のタバコ屋(Tabak、Trafik)

また、ウィーン市交通局のオンラインショップや、スマホアプリ「Wiener Linien」でも購入可能です。

 

自動券売機で購入する方法

自動券売機は地下鉄の駅にありますが、トラムの停留所にはあるとは限らず、トラム車内に券売機があります。(車内購入は割高)

 

1、 イギリス国旗(Englisn)をタッチして、英語表記に変更
2、 チケットの種類を選択

1 trip at the discounted price(1回券)
24/48/72 Hour Tickets Vienna(24/48/72 時間チケット)

3、 枚数を選択して、打刻するかしないかを選択

1回券を購入すると枚数選択の下に「Validate now」「Validate later」が表示されます。購入時すぐに打刻するなら「now」、あとで使用するなら「later」を選択してください。ここで選択しない場合には、自動的にすぐに打刻の「now」になります。

4、 支払い画面になるので、現金、クレジットなどで支払います。

使用可能な紙幣・コインが表示されます。高額紙幣は使えない場合があります。

 

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公共交通機関の乗り方

Uバーン、Sバーンには、日本のような改札はありません。ゲートのようなものがありますが、素通りできます。

打刻を忘れずに

チケットを購入したら、地下鉄のホームまでの間にある打刻機でチケットに刻印します。

これを忘れてしまうと、チケットは有効になりません。
(1回券購入時「now」を選択した人は、既にチケットに時間が刻印されているので、必要ありません)

打刻機にチケットを入れるとガチャと音がして、日時が刻印されます。
これで、チケットが有効になります。

検札があり、チケットがない刻印がない刻印がきちんと確認できない、などの場合には、105ユーロの罰金が科せられ、支払いが遅れるとドンドン高額になります。
刻印が重なるときちんと確認できなくなるので、刻印は最初の1回だけ。

トラムやバスの場合、打刻機は車内にあります

Uバーン 打刻機

手動ドア

地下鉄のドアは自動ではないので、手動で開けます。

ドアに丸いボタンが付いてる場合には、それを押すと開きます。
ドアに取っ手が付いてる場合には、それをスライドさせると開きます。

目的駅に到着し下車するときも同じ方法で開けてください。

出口にも改札がないので、そのまま出てください。

Vienna City Card(ウィーンシティカード)

公共交通機関の乗り放題チケットと美術館・博物館などの入場料、レストラン、ショッピング、ツアーの割引特典がセットになったVienna City Card(ウィーンシティカード/ヴィエナシティカード)があります。

カードは4種類あり、基本のウィーンシティカードに、乗り降り自由なビッグバスが付いたもの、ウィーン空港とウィーン市内のトランスファーが付いているもの、ビッグバスと空港トランスファーの両方付いたものがあります。

24時間 48時間 72時間
ウィーンシティカード 17ユーロ 25ユーロ 29ユーロ
ウィーンシティカード
+ビッグバス
43ユーロ 51ユーロ 55ユーロ
ウィーンシティカード
+空港トランスファー
34ユーロ 42ユーロ 46ユーロ
ウィーンシティカード
+ビッグバス
+空港トランスファー
60ユーロ 68ユーロ 72ユーロ

※オンライン購入の場合、上記の料金の10%オフになります。

 

ウィーンシティカードの割引特典

  • ベルヴェデーレ宮殿上宮/16→14.50ユーロ
  • シェーンブルン宮殿オーディオガイドツアー/24→20.20ユーロ
  • ウィーン美術史美術館/16→15ユーロ
  • ウィーン自然史博物館/12→10ユーロ
  • レオポルト美術館/14→12ユーロ
  • ウィーン博物館/10→7ユーロ
  • シシィ博物館/15→14ユーロ
  • CAT(空港⇔ミッテ駅)/1ユーロ割引
  • エアポートバス(Vienna Airport Lines)/1ユーロ割引
  • 空港送迎定額タクシー/10%割引

その他、レストランは10~15%割引や飲み物1杯サービス、ショッピングは5~15%割引などの特典があります。詳しくは 公式サイト でご確認ください。

「ウィーンシティカード」「乗り放題チケット」のどちらがお得になるかは、割引特典をどの程度利用するかによりますので、旅程に合わせてお考え下さい。

ウィーンシティカードは、オンラインで購入すると10%割引、観光案内所、チケットセンターなどで購入することができます。購入後に「有効」にすることで使用することができます。

公式サイト Vienna City Card

ウィーン公共交通機関 まとめ

ウィーンの地下鉄・トラム・バスのチケットの種類、購入方法、乗車方法についてご紹介しました。
チケットの刻印を忘れなければ、ウィーンの公共交通機関の利用方法は簡単です。乗り放題チケットを購入すれば、いちいちチケットを購入する面倒もないし、乗り降り自由で利用しやすいです。

楽しい旅の参考になれば幸いです。

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