【HIS 日帰りバスツアー】大塚国際美術館と「鳴門鯛とたらいうどん」昼食

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

HIS日帰りバスツアー 大塚国際美術館

図書館で「るるぶ 大塚国際美術館」のガイド本を借りて読んでいるのを見た家族が「今、バスツアー安いよ」と・・・確認すると「全国旅行支援による旅行代金割引」が適用され、加えて行き先である徳島県の旅行割のクーポンもついてるバスツアーがあった。

即、予約(笑)

図書館でチラッと見えてついでに借りたガイド本から、トントン拍子に決まったバスツアー。
【世界26か国の名画を鑑賞!大塚国際美術館たっぷり約4時間滞在と「鳴門鯛とたらいうどん」の昼食】HIS 日帰りバスツアーのご紹介です。

日帰りバスツアー 旅程

大阪 梅田発 日帰りバスツアー
  • 8:30
    大阪 梅田集合

    8:15 集合

  • あわじ花さじき

    季節の花を観賞 45分

  • 昼食
    鯛丸海月

    徳島名物「鳴門鯛とたらいうどん」 50分

  • 大塚国際美術館

    鑑賞時間 4時間

  • 淡路ハイウェイオアシス

    淡路島の特産品など買い物 30分

  • 19:45
    大阪 梅田

    ※ 旅程より早く19時に到着しました

大阪梅田発の集合場所は、毎日新聞ビル前です。
西梅田の地下道「ガーデンアベニュー」を通って出口「6-10」を上がったところです。

いろんなツアーの集合場所となっているので、自分の参加ツアーを見つけて受付します。
今回、全国旅行支援による旅行代金割引の対象なので、身分証明書の確認がありました。

あわじ花さじき

梅田を出発して、阪神高速から神戸淡路鳴門自動車道、明石海峡大橋を渡ると淡路島です。
「あわじ花さじき」までは、淡路ICから10分ほどです。

兵庫県立公園「あわじ花さじき」は、約15haの広大な花畑です。
花畑の向こうには、海が見えます。

あわじ花さじき 展望台からの景色

基本情報

開園時間 9:00~17:00(最終入園16:30)
休園日 年末年始(12/29~1/3)※臨時休園日あり
入園料 無料
駐車料金 普通車(約200台)200円・バス(10台)1,600円

あわじ花さじき 三尺バーベナ

季節ごとの花

春の花 菜の花、ビオラ、ムラサキハナナ、リナリア、ポピー、キンギョソウ
夏の花 三尺パーペナ、クレメオ、ソバ、ひまわり、サルビア
秋の花 サルビア、ブルーサルビア、赤ソバ、コスモス
冬の花 ストック、菜の花

※ 花の種類や時期は状況により変動します。

あわじ花さじき キンギョソウ

産地直売所とレストラン

1階に直売所があり、淡路島の特産物やお土産が購入できます。
ソフトクリーム販売があり、人気でしたよ。

2階のレストラン「Galleri」は、オープンサイドやスフレパンケーキがいただけます。
室内とテラス席合わせて約130席あります。

あわじ花さじき

鯛丸海月

「あわじ花さじき」から神戸淡路鳴門自動車道、大鳴門橋を渡って「鯛丸海月」まで約50分。

「鯛丸海月」で、徳島名物「鳴門鯛丼とたらいうどん」の昼食をいただきました。
鳴門鯛は身が引き締まってて歯ごたえがあり、たらいうどんは出汁が美味しかったです。

鯛丸海月「鳴門鯛丼とたらいうどん」

徳島県の旅行割クーポンの対象店になっていたので、売店でお土産を購入。

大鳴門橋

「鯛丸海月」は、大塚国際美術館から徒歩3~4分と便利な場所にあります。

大塚国際美術館

大塚国際美術館

大塚国際美術館は、ボンカレーやポカリスエットでお馴染みの「大塚製薬グループ」が設立した美術館です。

大塚国際美術館にある絵画は1,000点以上あり、その全てが原寸大!
教科書で見た絵画に大きさ表示があってもなかなか実感できませんが、同じ大きさで作られているからわかりやすいです。

「レプリカ」なのに見る価値あるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大塚国際美術館では「レプリカ」だからできる作品展示がたくさんあります。
「レプリカ」でなければできないこと、門外不出の作品、現存しない作品、修復前後の作品、到底運ぶことができない作品の原寸大展示などがあり、作品に触ることもできます。

鑑賞ルートは約4kmあるので、歩きやすい靴で行ってくださいね。

基本情報

開館時間 9時30分~17時(入館券販売は16時まで)

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日) その他特別休館あり、8月無休

入館料 当日券 前売券
一般 3,300円 3,160円
大学生 2,200円 2,140円
小中高生 550円 530円

・学生は学生証の提示が必要
・20名以上の団体は10%割引き

音声ガイド 1台 500円
6点の時代解説と約100点の絵画解説が収録されています。
エスカレーターを上がってB3Fに入ってすぐの右側(ミュージアムショップの前)

コインロッカー 100円返却式
大きな荷物は、チケット売り場あたりのコインロッカーに預けてください。
手荷物サイズのロッカーは、エスカレーターを上がったB3Fに3箇所あります。

大塚国際美術館 エスカレーター

大塚国際美術館 ここがスゴイ!

展示作品は全て「原寸大の陶板」なので、実物ではなくてもその迫力を感じることができます。

陶板なので、写真撮影OK(三脚等はNG)触ることもできます。

幻の名画に出会える

戦乱や焼失などで、現存しない作品も再現されています。

大塚国際美術館 ゴッホ「ひまわり」
ゴッホ「ひまわり」

ゴッホのひまわりは7作品あり、東京のSOMPO美術館にも5番目の作品があります。
2番目のひまわりは、芦屋の実業家が武者小路実篤の美術館設立に際し寄贈予定で購入していましたが、空襲により焼失しています。焼失前まで三度展覧会が開かれており、本物を目にされた方もいます。

環境展示

システィーナ礼拝堂(ヴァティカン)、スクロヴェーニ礼拝堂(イタリア)、壁画などは現地に出向く以外に鑑賞する方法はありませんが、大塚国際美術館では原寸大で体感することが可能です。

大塚国際美術館 システィーナ礼拝堂
システィーナ礼拝堂(ヴァティカン)

システィーナ礼拝堂は、米津玄師さんがNHK紅白歌合戦で生中継したことでも知られています。
あの中継で大塚国際美術館を知ったという方も多くいますね。

バチカン美術館の鑑賞ルート最後にある「システィーナ礼拝堂」は、とても混雑していて騒がしく、静かにするように係員が「シー」と何度も声かけをするくらいザワついています。
でも、大塚国際美術館のシスティーナ礼拝堂は、とても静かでゆったりした気分で鑑賞できるし、撮影ができるので高い場所の細かいところをあとでじっくり確認することもできます。

大塚国際美術館 スクロヴェーニ礼拝堂
スクロヴェーニ礼拝堂(イタリア)

スクロヴェーニ礼拝堂は、青がきれいで・・・
イタリアのパドヴァにあるんだって、現地で見たくなりました。

入って正面に「受胎告知」、側面の下二段は「キリストの生涯」(時系列は正面から下から二段目時計回り、また正面から一番下の段を時計回り)、背面は「最後の審判」が描かれています。
最後の審判の右下あたりが地獄なのかな~かなり不気味な感じでした。

門外不出 貸し出し困難作品

ピカソの「ゲルニカ」、クリムトの「接吻」、レンブラント「夜警」など門外不出、貸し出しが困難と言われる作品を鑑賞することができます。

大塚国際美術館 ピカソ「ゲルニカ」
ピカソ「ゲルニカ」

ピカソ「ゲルニカ」は、1937年パリ万国博覧会スペイン共和国館に展示後、ヨーロッパを巡回しニューヨーク近代美術館に寄託され、1981年にスペインのプラド美術館に引き渡され、1992年 マドリードのソフィア王妃芸術センターに移されたのちは、一度も貸し出しされてません。
スペインが民主国家になるまでは返さないというピカソの信念により、NYで保管されていたとのこと。

ピカソ監修で制作された「ゲルニカ」のタペストリーが3点あり、米ニューヨークの国連本部、フランスのウンターリンデン美術館、群馬県立近代美術館にあります。
群馬県立近代美術館 では、劣化を防ぐため毎年夏の短い間だけ公開されています。

大塚国際美術館 レンブラント「夜警」
レンブラント「夜警」

レンブラント「夜警」、ライトアップされててオリジナルと印象が違う・・・。
上に塗られたニスが変色して暗くなり、昼間の絵が夜と勘違いされたと言われています。

描かれた人物がほぼ原寸、左にある扉のサイズと比較すると大きさがわかりやすいです。

オランダ アムステルダム国立美術館に常設展示されている「夜警」は、公開されたまま修復作業が行われており、作業風景をガラス越しに見ることができます。
修復は2019年から始まっていますが、まだしばらくはかかりそうです。

大塚国際美術館 クリムト「接吻」
クリムト「接吻」

クリムト「接吻」は、大塚国際美術館の中で一番オリジナルとかけ離れた作品でした。
金箔を表現することが難しいでしょうね。
同じように金箔が使われている「ユデット」も全然違うと感じました。

ウィーン ベルヴェデーレ宮殿にある「接吻」は、オーストリア政府が所蔵しており、一度も国外に出たことがないので、オリジナルを見るには行く以外に方法はありません。

比較鑑賞することができる

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」は、修復前と修復後の作品が対面展示されているので、比較鑑賞できます。

この作品もイタリア、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の壁面に描かれたものなので、現地に行く以外に見ることができない作品ですね。

推定復元

エル・グレコの祭壇衝立は、スペインのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院にありましたが、ナポレオン戦争で破壊され散逸したものが推定復元されています。

大塚国際美術館 エルグレコの祭壇衝立
エル・グレコの祭壇衝立

フェルメール ギャラリー

大塚国際美術館 フェルメール作品
フェルメール ギャラリー

世界に35点といわれるフェルメール作品のうち8点を陶板名画で鑑賞することができます。

「真珠の耳飾りの少女」は、絵画に興味を持つ切っ掛けとなった作品なので、また会ったねって感じでした。
展示作品でオリジナルを見ていないのは、「ワイングラスを持つ娘」と現地まで行ったのに貸し出し中だった「地理学者」です。

2023年7月11日から「ヴァージナルの前に座る女」が常設展示されるそうです。

7つのヒマワリ

大塚国際美術館 7つのヒマワリ
7つのヒマワリ

ゴッホ作品でヒマワリをモチーフにした作品は複数ありますが「花瓶に挿された向日葵の油彩」は7つ。

現存6作品、空爆で焼失した作品を加えて、全ての「ひまわり」を陶板で再現してます。

必要な所要時間は?

大塚国際美術館に展示されてる作品は約1,000点で、鑑賞ルートを歩くだけで、約1時間かかります。

サクサク歩くだけ、1時間
お目当ての作品だけを見て、2時間
音声ガイドを聞きながら鑑賞すると、3時間
鑑賞ルートどおりに全ての作品を鑑賞すると、4時間
全ての作品をじっくり見ると、数日

途中カフェやレストランで休憩したり、ショップで買い物をすると、1~2時間多く必要となります。

鑑賞ルートどおりに進み、B2Fの作品をじっくり見たために、このままのペースでは全ての作品を見ることができないと判断し、B1Fと1Fはスイスイと流し見をしてから、もう一度見たい作品を戻って見ることにしました。
移動距離は長くなったけど、全ての作品を効率よく見ることができたと思います。

ショップでの買い物時間がどれくらいになるか読み難いので、入館後すぐにお土産を購入し、手荷物と一緒にコインロッカーに預けておきました。
コインロッカーは100円返却式なので、取り忘れに注意!

大塚国際美術館の感想

大塚国際美術館は、好きな作品を見つけに行く美術館だと感じました。

精巧な陶板名画ですが、やはり「レプリカ」なんですよ。
大きな作品は陶板のつなぎ目が気になるし、オリジナルを見たことのある作品は違うと感じます。

でも、見る価値があります。
原寸サイズ、額も同じなので、イメージが伝わりやすいです。

「いつか本物を見に行こう!」と思う作品を見つける美術館なのだと思います。

淡路ハイウェイオアシス

淡路ハイウェイオアシス
淡路ハイウェイオアシス

大塚国際美術館から約50分で、淡路ハイウェイオアシス到着。
30分の自由行動です。

淡路ハイウェイオアシス たまねぎスープ
たまねぎスープがでます

淡路島は「玉ねぎ」が有名。
蛇口をひねると玉ねぎスープがでる「淡路たまねぎスープスタンド」があります。

淡路島ハイウェイオアシスから明石海峡大橋
淡路ハイウェイオアシス

明石海峡大橋がすぐそばに見えます。

大阪 梅田に到着

淡路ハイウェイオアシスから約1時間で、梅田到着です。
集合場所よりJR大阪駅よりに停車します。

HIS日帰りバスツアー 奈良交通バス

バスツアーは「奈良交通」のバス&運転手さんでした。
安全運転、ありがとうございました。

HIS 日帰りバスツアー まとめ

充実のバス旅行でした。

図書館からるるぶの大塚国際美術館の本を借りてから、5日後にバスに乗ってました(笑)
日帰りするといくらなのか調べたら、バス 3,000円×往復、入館料 3,300円で9,300円でした。

今回のバスツアー料金は、10,980円ですが全国旅行支援による旅行代金割引が適用され 8,785円。
8,785円で「鳴門鯛丼とたらいうどん」のお昼が付いて、徳島県の旅割クーポンが2,000円(1人分)もらえたんです。
クーポンは徳島県内での利用なので、鯛丸海月の売店、大塚国際美術館のショップでお土産を購入しました。

旅行割の時期でラッキーでしたが、このバスツアー旅行割やクーポンがなくても十分お得。
バスツアー集合時間に行けば、目的地まで連れて行って連れて帰ってくれるので楽です。
運転のことを考えなくいいのも気が楽ですね。

コメント