ローマ観光は早朝に!おすすめスポットとルート 早起き散策

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人混みのトレビの泉

ローマの観光地はどこへ行っても人だらけです。記念撮影をしようとすると多くの人が映り込んだり、人混みではスリの心配もあります。

ローマの観光スポットは、外から自由に見ることができるところがあります。

早朝に行くと、ほとんど人がいません。映り込みやスリも心配なく、ゆっくり静かに観光でき、もしかしたら、歴史的建造物を独り占めできるかも?

早朝観光には、旅の思い出に素敵なショットを撮れるチャンスがあります。

おすすめのルートと観光スポットをご紹介します。

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早朝観光におすすめの観光スポット

ローマには、24時間自由に見ることができる観光スポットがあります。

夏の日中の暑さや人混みを避けたい人、人の映り込みの少ない画像を撮りたい人にも、早朝散策がおすすめです。

スペイン広場

スペイン広場 スペイン階段

ローマ観光の人気スポット「スペイン階段」は、映画「ローマの休日」で有名な場所です。階段上には「トリニタ・デイ・モンティ教会」、階段下に舟の形の噴水「バルカッチャ」があります。

日中は観光客で階段が埋め尽くされており、階段に座って動かない人が多いため、先頃、階段に腰かけることが禁止されました。飲食も禁止されているので、オードリー・ペップバーンのようにジェラートを食べることはできません。

ハイシーズンの6時30分頃、スペイン階段独り占めの画像が撮れました(笑)

スペイン階段独り占め画像

トリニタ・デイ・モンティ教会からサン・ピエトロ大聖堂が見えます。

トリニタ・デイ・モンティ教会からサン・ピエトロ大聖堂

階段下のコンドッティ通りは、グッチ・ブルガリ・カルティエ・ルイヴィトンなど一流ブランド店が並んでるので、日中華やかです。

スペイン広場へのアクセス
地下鉄「SPAGNA」から徒歩1分

改札を出てエスカレーターを上がり「Piazza di Spagna」の表示に従って通路を真っすぐ進むとスペイン広場。左に進むとスペイン階段があります。

SPAGNA 地下鉄メトロ駅 エレベーター

左側にエレベーターがありスペイン階段の上にでることができます。

注意!人のいない時間帯のエレベーター利用は危険

このエレベーターを利用したのですが、メッチャ怖かったです。

ドアが閉まったあと、動かなかったのです。
ドアを開けようにも開かないし、誰もいない。
そして、異常なくらい暑かったのです。
3分くらいそのままの状態で、動き始めた時にはホッとしました。

トレビの泉

ローマ トレビの泉

ローマ観光の定番中の定番「トレビの泉」は、いつも人でいっぱいですが、ローマに来たなら、コインを投げ入れておきましょう。

ポーリ宮殿の側面と一体かしており、コンクールに優勝した二コラ・サラヴィの設計です。
中央に「海神ネプチューン」が貝の上に乗っており、左右の海馬が貝を引っ張っています。左の海馬は暴れており、右の海馬は穏やかと対照的で、海は荒れ狂ったりすることがあること表していると言われています。宮殿側の左に「豊穣の女神ケレス」、右に「健康の女神サルース」、その上に「建設を指示する様子」、「兵士に湧き水を示してる様子」の彫刻があります。

ローマ トレビの泉 彫刻

コイントス(コイン投げ)の言い伝え

トレビの泉を背にして、目を閉じて右手のコインを左の肩越しに投げ入れます。

1枚は、もう一度ローマの戻って来ることができる。
2枚は、愛する人とずっと一緒にいられる。
3枚は、離婚することができる。

と言われていますが、近年ローマでは、3枚投げると結婚できると言われています。

無難に1枚、投げておきましょう(笑)

コインを投げ入れてるポーズを記念に撮りたいところですが、日中に行くと泉に近づけなかったり、場所取り合戦が激しかったりと難しいのです。

また、お財布からコインを出すとき、お財布をかばんにしまうときなどスリうやひったくりに注意です。できれば、ホテルを出るときにポケットに投げ入れるコインを入れておきましょう。

ローマ トレビの泉 早朝

ハイシーズンの6時ごろに行きましたが、灯りがともり、また違った雰囲気を味わえます。だんだんを明るくなり、彫刻が白く見えてきます。
トレビの泉の画像は同じ日に撮影していますが、明るさにより全然違う色合いに見えます。

トレビの泉 アクセス
バス「Tritone/Fontana Di Trevi」「S. Claudio」から徒歩4分
地下鉄「Barberini」から徒歩7分
テルミニ駅から20分程度で歩くこともできます。

パンテオン神殿

パンテオン神殿

現存する石造り建築としては世界最大のパンテオン神殿。
外観は、早朝に行くとほとんど誰もいない状態が撮影できます。

パンテオン神殿は内部がとても美しいので、そちらもおすすめです。

営業時間 8:30~1930(月~土)/9:00~18:00(日)/9:00~13:00(祝)
入場料は無料です。

パンテオン神殿 アクセス
バス「Argentina」「Corso/Minghetti」から徒歩4分

サンタンジェロ橋&サンタンジェロ城

サンタンジェロ橋とサンタンジェロ城

夕方に行ったらこのくらいですが、早朝はほとんど人通りがありません。
サンタンジェロ橋からのサンタンジェロ城の画像を人に邪魔されることなく撮影することができるかも?

サンタンジェロ橋とサンタンジェロ城は夜にはライトアップされるので、夜景もおすすめです。

天使越しのサン・ピエトロ大聖堂をおさめることもできます。

サンタンジェロ橋から見たサン・ピエトロ大聖堂

サンタンジェロ城は入場することができます。「聖天使城」という意味のサンタンジェロ城のミカエルは剣を振りかざしています。屋上から眺める景色も素晴らしいです。

営業時間 9:00~19:30(火~日曜日)/最終入場18:30
休館日 1月1日・12月25日

サンタンジェロ橋 アクセス
バス「Ponte Vittorio Emanuele」から徒歩4分

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂 パウロ像

いつも行列ができているサン・ピエトロ大聖堂も早朝は並ばずに入場できます。サン・ピエトロ大聖堂は朝7時から開いています。

サン・ピエトロ大聖堂は下記記事にて詳しく説明しています。

サン・ピエトロ大聖堂 見どころ・行列回避方法・アクセス・注意点
バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂は、人気観光スポット。いつも観光客がたくさん訪れているので、入場までの並ばなけれなりません。行列を回避する方法、アクセス、入場に際しての注意点、見どころなどをご紹介しています。

サン・ピエトロ大聖堂 アクセス
地下鉄「Ottaviano」から徒歩10分
トラム「Risorgimento – San Pietro」から徒歩5分
バス「Traspontina/Conciliazione」から徒歩7分

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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ヴェネツィア広場にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂。

イタリア統一の初代国王を称えて建てられましたが、無名戦士の墓としての役割も兼ねており、祭壇も設置されています。また、エレベーターで展望テラスまであがることができます。9:30~17:30(冬季16:30)

ハイシーズンの6時頃に行ってみたら、誰もいない・・・と思ったら、階段下でイチャつくカップルがいました(笑)

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 アクセス
バス「P.za Venezia」
トラム「Venezia」

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを見る

カンピドーリオの丘からのフォロ・ロマーノ

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノからコロッセオまで眺めることができます。

ここからの景色が素晴らしい!

朝日が昇る頃に行くとより一層素敵な風景を見ることができます。

カンピドーリオの丘 アクセス
バス「Ara Coeli/P.za Venezia」「P.za Venezia」から徒歩3~4分
トラム「Venezia」から4分

大きく目立つ「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」を正面から見て、右側に進むと2つの階段があります。

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会とカンピドーリオ広場

「サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会」へは急な階段、「カンピドーリオ広場」に通じる階段はゆるやかです。

ゆるやかな階段をのぼると、幾何学模様の敷石のあるカンピドーリオ広場にでます。ミケランジェロの設計によりものです。中心にマルクス・アウレリウスの騎馬像、周りにコンセルヴァトーリ宮殿、ローマ市庁舎、カピトリーノ美術館があります。

カンピドーリオ広場

正面のローマ市庁舎とカンピトリーノ美術館の間の小道を進むとフォロ・ロマーノが見渡せる場所にでます。ここから眺めるフォロ・ロマーノが最高です。

カンピドーリオの丘からのフォロ・ロマーノ

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 真実の口

真実の口

見るだけでOKの人におすすめです。

真実の口は、みなさん口に手を入れて記念撮影されるので、いつも行列ができています。口に手を入れなくてもいい、見たいだけに人におすすめです。

誰もいません。
誰もいない代わりに、場所がわかりにくいです。
柵の中にあるので、通り過ぎないように注意してください。

柵の中の真実の口

真実の口に直接手を入れることはできませんが、遠近法で手を入れた風の写真を撮ることはできます。「もうちょい右、行き過ぎ、ちょい下」なんて、位置合わせのやり取りがちょっと楽しかったです。

柵の外からなら24時間いつでも見ることができます。
口に手を入れたい方は、9:30~17:50(冬期16:50)に行ってください。

柵の間が結構広いので、デジカメやスマホを入れるとこんな感じの画像が撮れます。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 真実の口

真実の口 アクセス
バス「Bocca Della Verita」「Grece」から徒歩1分
地下鉄「Circo Massimo」から徒歩10分

コロッセオ

コロッセオ

ローマ観光の定番 コロッセオも早朝やライトアップされる夜は人がいません。
ポストカードのような画像が撮れるかも?

コロッセオへのアクセス
地下鉄「Colosseo」から徒歩1分
バス「Celio Vibenna」から徒歩1分

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早朝観光 おすすめルート

ローマは意外とコンパクトで、徒歩で回ることができます。

スペイン広場からサン・ピエトロ大聖堂ルート

ローマの人気観光スポットのうち、いつも人であふれてる「スペイン広場」と「トレビの泉」を人のいない時間帯に観光して、行列必須のサン・ピエトロ大聖堂に早朝入場するルートです。

トレビの泉からサンタンジェロ橋までの間に「パンテオン神殿」「ナヴォーナ広場」を見ることができます。

スペイン広場
↓ 徒歩8分
トレビの泉
↓ 徒歩8分
パンテオン神殿
↓ 徒歩4分
ナヴォーナ広場
↓ 徒歩10分
サンタンジェロ橋&サンタンジェロ城
↓ 徒歩10分
サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂に7時頃に入場しようとすると全てを見て回ると、時間が足りなくなるかもしれません。その場合には「トレビの泉」から「スペイン広場」へ行き、地下鉄でサン・ピエトロ大聖堂を目指すといいでしょう。

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを眺めるルート

「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」を見て、カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを眺め、「真実の口」までに「マルケッルス劇場」「サン・ニコラ聖堂」「ポルトゥヌス神殿」を見ながら歩き、遠近法で真実の口に手を入れたあと「チルコ・マッシモ」から「コロッセオ」に行くルートです。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
↓ 徒歩4分
カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノ
↓ 徒歩10分
真実の口
↓ 徒歩2分
チルコ・マッシモ
↓ 徒歩10分
コロッセオ

「チルコ・マッシモ」は映画「ベン・ハー」のロケ地としても有名な競技場跡地です。だだっ広い河川敷のような感じなんですけど、チルコ・マッシモ通りからパラティーノの丘にある遺跡群がドーンと見えるのでローマを感じられます。

「チルコ・マッシモ」は長く「真実の口」から「コロッセオ」までは徒歩20分程度かかるので、バスに乗ることもありです。コロッセオは見学するから行かなくていいのと言われる方は、真実の口の横のバス停を利用してください。

その他 おすすめルート

行きたい観光スポットにより、いろいろな組み合わせができます。

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを見て、トレビの泉、スペイン階段へのルートです。

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを眺める
↓ 徒歩4分
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
↓ 徒歩8分
トレビの泉
↓ 徒歩8分
スペイン広場

カンピドーリオの丘からサン・ピエトロ大聖堂へのルートもおすすめ。

カンピドーリオの丘からフォロ・ロマーノを眺める
↓ 徒歩4分
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
↓ バス12分 徒歩7分
サン・ピエトロ大聖堂

ローマはコンパクトなので、徒歩で移動できますし、バスが頻繁に走っています。公共交通機関共通の「BIT TIME TICKET(biglietto 100 minuti BIT)」だと100分以内なら何度もバスやトラムに乗れるので、バスを利用して歩く区間を短くすることもできますね。

ルートを考えるのも楽しいです。

バスやトラムの乗り方やチケット購入方法などは下記記事を参考にしてください。

ローマ バス・トラムの乗り方・チケットの種類・購入方法・注意点
ローマのバス、トラムの乗り方、降り方。チケットの種類や購入方法、注意点などを画像付きで説明します。車内表示もアナウンスもないので、目的駅がわかりにくいです。降り方のヒントや注意点を紹介。

おすすめ!早朝のローマ観光 まとめ

私がローマを訪問したのは、ハイシーズンである8月だったため、とても暑く、ご飯が食べられなくなり「ダイエットするならローマへ」と笑ったくらいです。

暑さと人混みを避けるために、早朝のローマ観光をしたのですが、正解。暑さや混雑を避けられるだけじゃなく、スリやひったくりの心配をしなくていいだけでも気持ちが楽でした。

ホテルを出るときはまだ真っ暗で、テルミニ駅までの道が少し怖かったですが、駅は明るく、人もいるので、怖さは感じませんでした。テルミニ駅は浮浪者などもいるので、注意してください。

宿泊場所や行きたい観光スポットにより、ルートが変わると思いますが、参考になれば幸いです。

楽しい旅を。

ローマ
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